TCB (ティーシービー)　デニムジャケット (ジージャン)　"TCB 30sJK"　インディゴ・ワンウォッシュ

　TCBのデニムジャケット (ジージャン)"TCB 30sJK"です。
　素材は洗いのかけられたコットン100%のインディゴデニム。綿から別注したTCBオリジナルの生地で、メンフィスコットンを使用した、たてよこ8×8の約12.5オンス。染めは1920年代のLevisに近い、少し青みのあるインディゴを使用。現在主流のコンピューターで強制的に作り出したムラでは無く、昔ながらの紡績機の調整によって作り出した自然なムラ感を感じていただけます。
　TCB所有の1930年代のリーバイスファーストタイプを再現するべく、古着からシルエットをモディファイし、縫製糸も番手や色を一カ所づつ拾い上げて作成されています。
　デザイン的な特徴でもあるフロントプリーツのボックスステッチはやや細めのタイプを再現。左右身頃で縫い始め位置が上下逆になるヴィンテージに倣った仕様。
　フロントポケットは2本針ミシンでステッチを入れているので、角におにぎりのようなステッチが入り、そしてポケット縫いから糸を切らずにフラップ縫いに移っているのでステッチがフラップ下まで入っています。フラップ裏にはライトオンスデニムを使用し、ポケット口は後のカンドメではなくリベットにより補強。
　アームホールも当時同様の巻き縫い仕様。現代のRのきついアームホールを巻き縫いするのは非常に難しく、製造工程の中でも関門と言えます。
　ミシンもUnionSpecialやReeceなどのヴィンテージミシンを駆使して仕上げられています。
　各部パーツもVintage同様の模様が入る二本爪のバックルやVintageから型を起こした鉄製で中央がへこんでいる"TWO CAT BRAND"釦、鹿革のカントリーCATラベルなどオリジナルで製作。
　また見所の一つでもあるセルヴィッヂは、1930年代から採用される赤耳ではなく20sの特徴である太い白耳を採用。通常より糸を8本増やし、Vintageと同じ太さにしています。
　シルエットはヴィンテージよりは着丈をやや長めに、身幅・肩幅などの全体的なシルエットもやや細めに仕上げられた非常にスッキリとしたシルエット。
　また、ポケットの形状や帯、カフスの幅、ボックスステッチの形状などもシルエットに相まった洗練された雰囲気で、着用感、見た目共にスタイリッシュな印象のデニムジャケットです。

*着用画像
　身長163cm体重63kg胸囲90cmでインナーにTシャツと長袖シャツを着用してサイズ34でジャストからややタイト

　実寸
　34 (XS)　着丈59cm 身幅50cm 肩幅40cm 袖丈58cm
　36 (S)　着丈60cm 身幅52cm 肩幅41.5cm 袖丈59.5cm
　38 (M)　着丈63cm 身幅54cm 肩幅43cm 袖丈61.5cm
　40 (L)　着丈64cm 身幅56cm 肩幅45cm 袖丈63cm
　42 (XL)　着丈64.5cm 身幅58cm 肩幅46cm 袖丈64cm