ウエアハウスのオーバーオール"DD-1006XX"です。
　素材はコットン100%で13.5オンスのインディゴデニム。ウエアハウス所有の1930年代のデニムバナーを解体・研究して作り上げたデニムで、3種類の米綿を混ぜて自然なムラ糸を再現し、旧式力織機「G型織機」の中でも特に旧く今から約半世紀前に作られた「G3」と呼ばれる織機にて織り上げられています。「G3」で織られた生地はザラつき、畝感、織斑などヴィンテージ特有の風合いを醸し出す至高のデニムとなっています。
　オーバーオールに8〜10オンスのライトオンスデニムを使うのが主流だった1920〜'30年代にジーンズと同じ13.5オンス生地で作られていた某L社の超稀少なオーバーオールを忠実に再現。偶然ながらウエアハウスの大定番となる13.5oz デニムも、同じ時代に生まれた「ファーストバナー」と呼ばれる生地を再現したものであるため、生地と生産背景の時代感が合致しているところにも注目したい。
　ビブポケットをはじめ、ヒップポケットやキャンドルポケットなど打ち抜きリベットがふんだんに穿たれ、様々な収納ポケットを有しています。
　ビブ部分はカバーオールに見られるようなフラップポケットが備わり、セルビッジはビブのウォッチポケット部分に配置。
　また、ミリタリーチノに見られるようなデザインのコインポケットが右腰部分に備わることにより、帯部分に独特なアタリが生まれます。
　独特のギミックを持つフック部分の金具もイチから制作し完全にヴィンテージと同じ形状を再現。
　ジーンズと同じ位置にはレザーパッチを配置。DDシリーズの証ともいうべきデッドストックをワンウォッシュしたようなエイジングが施されており、ボタンもジーンズと同じタイプを採用し、こちらも同様にエイジング加工が施されています。
　ボタンフライ部分をはじめ、ハンマーループなど各所には、ライトオンスデニムが使用されるなど、時代感のある手の混んだ作りも再現しています。
　腰周りは多少余裕があり、裾に向かってややテーパードしている綺麗なシルエットもポイントです。

*着用画像
　身長163cm体重58kg胸囲90cmウエスト81cmヒップ91cmモモ周り52cmで32インチ着用でジャスト

　実寸
　　30　ウエスト45cm×2 ワタリ34cm 裾幅22cm レングス76cm
　　32　ウエスト48cm×2 ワタリ36cm 裾幅23cm レングス76cm
　　34　ウエスト50cm×2 ワタリ37cm 裾幅24cm レングス76cm
　　36　ウエスト52cm×2 ワタリ38cm 裾幅24.5cm レングス76cm
　　38　ウエスト54cm×2 ワタリ40cm 裾幅25cm レングス76cm